( hiroshima-art.net/第62回新制作広島グループ展 )
夕べ、久しぶりに旧友と電話で話す。一緒に絵を学んだ。これを描いた人だ。
私は彼女の絵が大好き。学生時代から聡明で快活で正直な彼女自身も好きだった。
絵には彼女の人柄がそのまま表れていて、やっぱり絵ってそういうものなんだと
思う。隠せないんだなぁ。
彼女は優秀で卒業後も研究室に残り、高校の美術講師をし、会派に所属する画家に
なっていて、今なお現役で活躍中という私のあこがれだ。
電話で話した彼女は、40年という月日がうそのように、学生時代そのままで、
まぁ、私も変わっていないってことかな、それがとってもうれしい。
母が他界して中断していた葉書を再開し、毎日、思いつくまま思いつく人、姉や弟や、
友人に送っています。最近、もう評価も気にせず、気楽にただ描くことが好きという
気持ちだけで、出来るようになったと思っていたけれど、今回、同期の彼女に描こうと
思ったら、たちまち描けなくてびっくり。良いものを描かなければ、みたいな「欲」が
出たとたんに、楽しめないし、良いものが描けなくて、描いてみては、何日か送ること
を見送りました。毎日良くても悪くても送ると決めてやってきていたのですが。
何事も「欲」はいけませんねぇ^-^ ちょっと良くしようと小細工すると、たちまち
ダメになってしまいますから、絵は本当に正直です。
結局、いつまでも出せないので、左上のブルースターを送りました。いつまでたっても
中学生のような絵です。子供たちにはいつも小学生みたいだと言われているのだから
それも仕方ないかな。生きてきたようにしか描けないんだなぁ。