美術を学んだ母校に当時教えていただいていた先生が今でも現役で教えておられます。
専攻科の授業で、こいのぼりで様々な美術の様式を学ぼうという授業をしていると知りました。
早速、やってみると、すっかりハマってしまいました。
下のこいのぼりを見て、有名な画家、誰が思い浮かびますか?
最初は、課題通りこいのぼりを描いてみたのですが、楽しくなって、どんどん暴走してしまいました。学生ではないので、好き勝手も許していただこう。様式を探っているうちに、技法に興味が移って、絵の具、色鉛筆、パステル、切り絵、・・・ダイニングテーブルの上は、たちまちそれらの画材が溢れかえりました。主婦なのに、やらなくてはいけないはずの家事も後回しです。でも、「描かずにはおれない」という気持ちは良いものです。
伊丹美術館で「エドワード・ゴ―リ―の優雅な秘密展」というのが開催されていて、ポスターを見かけてペン画も試してみました。これは
ゴ―リ―風です。絶対に自分では描かないものを描くのも楽しいものです。どの画家も自分の画風を持っているということが素晴らしいです。
いろいろなことが心配な毎日。
祈りつつ、自分に出来る事に真摯に過ごしたいと思います。