「AGOODPERSON」の方がしっくりするけれど、邦題は「87分の1の人生」
87分の1は、ジオラマのことだとわかる。日本未公開。
モーガンフリーマンが出ているからと観始めこの映画。
ひとりの女性が、幸せいっぱいの婚約パーティから一変。ウエディングドレスの
試着に行く途中、自分の運転する車で交通事故に遭遇。一緒に乗っていた新郎の姉夫婦
は亡くなってしまう。この時に亡くなった姉が、モーガンフリーマンの娘で、今は
残された孫娘と暮らしている。映画ならではのストーリーだけど、その後のそれぞれの
葛藤が丁寧に描かれています。
モーガンフリーマンが作るジオラマが素敵。そこに自分が描くストーリーを作って、
ジオラマの中ではそれが叶うという。悲しくて美しい。
絶望の淵から、光が見え始めた時、主人公は歌を歌う。
どんな時も、そういうことで、人は救われるのだなぁと思う。
熱中して何かを作ることも、歌を歌うことも、難しいことじゃない。
モーガンフリーマンが手をさし伸ばすシーンは印象的。
それが必要な時、私も手をさし伸ばすことが出来る人になりたいし、
さし伸ばされた手を掴める人でありたいと、思いました。
私も。牧場作ってみたくなりました^-^ あれもこれもですね。