mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

いっしょにいるよ運動

ミセス3月号は春らしい雰囲気です。
その中で、「西の魔女が死んだ」「裏庭」などの作家梨木香歩さんの「遠くにかがやく 近くでささやく」という連載を読んでいたら泣けてしまった。オーストラリアで起こった人質立てこもり事件の犯人がイスラム教に関与していたことから、ムスリムという人たちへのすさまじいバッシングが危惧されたときの話で、大袈裟なことでなく、ムスリスの人たちがそばにいたら、私はあなたの敵ではないよ、そばに一緒にいるよ、と言うというだけの運動で、「#illride with you」と呼ばれ広がって、定着しているという。イメージ 1
日本で身近に立て続けに起こっている事件。原因は個別のものかもわからないけれど、何か日本の国のありかたに原因がありそうで考えてしまう。命を簡単に奪ったり、子どもの虐待も後を絶たないし、行方のわからない子どももたくさんいる。世の中に疎外感を持っていたり、疎外されていたり、孤立している人。そこに温かい人間関係の温度は伝わってこない。小さなことだけど、人に向けてもらえる優しさや、親切に、心が温まる。りっぱなことは出来ないけど、自分の生活に精一杯だけど、私もなにか小さなぬくもりのひとつになりたいと思う。