息子に誘われて行ってきました。息子といっても、じゅうぶんに大人ですけど^-^
「やなせたしの世界展」
みんな知ってる「アンパンマン」の作者、「てのひらを太陽に」の作詞者でもあり、たくさんの詩や絵の仕事をされています。夏休みには連日の大盛況、土日には大渋滞、子供の歓声が聞こえていました。なるほど、楽しいしかけや企画です。千夜一夜の挿し絵やポスターなどは、大人も十分観賞できます。
4歳でお父さんを亡くされ、ふたり兄弟の弟は養子に、6歳の時にはお母さんの再婚が決まり、ご自身も先の弟の家に養子になります。その弟さんも戦争で亡くなられたそうです。寂しさや切なさを知る人。やなせイズムはそこから生まれたのかなぁと、ふに落ちました。なぜ、アンパンだったかっていうお話も。戦争で物がない時、なんにもなくても、アンパンがあれば、お腹もいっぱい、甘いものは心も満たされる、そういう訳で、アンパンです。わかるなぁ^-^アンパンマンが生まれたのは、やなせさん54歳の時だったというのも驚きです。今年93歳のやなせさん、どうかお元気で、これからもよいお仕事をいっぱいしてください。