カールさんとティーナさんの古民家村だより
新潟の限界集落を、ドイツ人建築デザイナーのカールさんがよみがえらせた。朽ちかけた空き家を次々に再生。美しい古民家が多くの人をひきつけ、子育て世帯も増えてきた。和洋折衷の心地よいインテリア、湧水を引いた庭でのガーデニング、育てた野菜を使って妻ティーナさんが作るとびきりおしゃれな料理。移住してきた人々も、集落の人たちとともに、豊かな自然の中でそれぞれの暮らしを楽しむ。「奇跡の集落」のひと夏を描く。 カールさんとティーナさんの古民家村だより - NHK
週末NHKで再放送されたドキュメンタリー「カールさんとティーナの古民家だより」
とても素敵でした。美しい新潟十日町、世界を知るお二人が世界一美しいと言います。
ドイツで生まれ、日本のことが好きだったお父様の影響で来日。日本の建築に感銘を
受けて今に至ります。その家や暮らしに対する考え方が素晴らしいです。
朽ち果てる寸前の古民家を次々に再生。村は本来の活気を取り戻し蘇ります。
最初に手掛けたご自宅 双鶴庵
カントリースタイル和洋折衷ミックスの魅力あるインテリア。
崩壊寸前のみつけた時!
「継ぎ手」という手法は世界一と言います。
釘一本使っていない工法。地震が起きて揺れても緩みがあるから大丈夫。
これ、人にも必要なんだよなぁ。必要な緩み。柔らかい心。なんて思いながら。
カールさんが手掛けた古民家が点在する風景
全部とは言わないけれど今の日本の家の多くは、20年~30年の使い捨ての住宅。
日本人は宝石を手放して砂利を拾っているようだとカールさんは言います。
という我が家も、そういう住宅に移行する初期に建てたその頃のスタンダード。
震災後で耐震安全第一の鉄骨の入った大手住宅会社の一般的な建物です。
何も考えず親任せで立てた二世帯住宅ですが、お父さんが残してくれた家。
工夫して大切に住みたいと思います。さ、とりあえず片付け、片付け ^-^