お休みの今日、用事を済ませて、いつものように主人と少し歩いて町を散策。新しく近所に出来た古民家カフェの前を通って様子を見たり＾－＾ 菖蒲を見たり、庭々の花を見たり。
古本屋の前の１００円ワゴンでは高峰秀子さんのサイン本「コットンが好き」をみつけました。昭和５３年の当時１２００円のこの本、私の好きなハードなカバーの丁寧な作りで、装丁は画家の安野光雅さん、素敵なデザイン題字です。高峰さんの好きを集めた写真や、時に辛口で、正直で、サッパリしていて、ユーモアのある文章が楽しいです。ほとんど宝石に興味のない高峰さんが、自分の収入で初めて買ったという真珠が美しい。私も宝石らしいものは、育ててくれた母の形見の真珠のネックレスとイヤリングのひと揃いと、父方の祖母形見の真珠の指輪、結婚指輪、誕生石のルビーの婚約指輪、それだけですが、それはとっても大切なものたちで大事にしています。高峰さんの好きは、私にとっても魅力あるものでした。
