mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

かけがえのない今日という日を

イメージ 1古本屋さんで買った本の話の続き。
自由訳 「イマジン」
表紙は白に白のレリーフ、クローバーをくわえたハトです。
ジョン・レノンの「イマジン」を新井満が訳しています。(一部抜粋)
 
 イマジン イメージすること 心の中で想い描いてみること
 そして 現実の向こう側に隠れている 真実の姿を 見きわめること
 
 さて どこかの誰かが 戦争をはじめようとして 演説するかもしれない
 立ち上がろう 素晴らしい天国が待っている
 それを信じて この苦しみを耐え忍ぼう とかなんとか
 
 
 
 でも どうだろう そんな天国が 本当に待っているんだろうか
 
                        また ほかのどこかの誰かが 戦争を続けようとして
                        おどすかもしれない 立ち止まるな前進しろ
                        さもないと おそろしい地獄が待っているぞ とかなんとか
 
                        でも どうだろう そんな地獄が 本当に待っているんだろうか
 
                        本当に あるかどうかもわからない そんな天国に わくわくさせられたり
                        そんな地獄に びくびくさせられたり そういうことって 
                        ばかばかしいことだと思わないかい?
 
                        なぜなら ぼくの人生の主人公は 誰でもないぼく自身なんだから
                        誰からも誘惑されないし 誰からも強迫されもしない
                        大切なことは ぼくがぼく自身の心と頭で判断し 決断すること
                        そして今を どう生きるかってこと
 
                        全ての人々は 過去でもなく 未来でもなく
                        かけがえのない今日という日を 
                        けなげに いっしょうけんめいに生きているんだ
 
 
ニュースで伝えられる残酷な人質殺害事件。それだけじゃない、日々起こるいろんな小さな誘惑や脅迫は身の回りにだってあり得る。自分の頭で考えて、自分の心に問うてみる。今をどう生きるかって。