今日から9月の今日、本屋で買ったのは小川糸さんの「ぷかぷか天国」
今年出た小川さんの文庫エッセイ最新刊です。
なにより「ぷかぷか」と「天国」がいい感じ^-^
表紙の絵も、そんないい感じ。
思えば、今年も海行けなかったなぁ。ぷかぷかしたかったなぁ。
と、手に取ってみる。パラパラ、パラ。ふむふむふむ。
という訳で、帰ってゆっくり読むことにしました。
内容は、お母さんに癌がみつかって看取るのだけど、
そのお母さんは小川さんが小さい時暴力を振るう人だった。と!
小学生だった小川さんは現実を書くことが出来なかったので
家の中にキラキラした物語がなかったから、仕方なくだけど、
物語や詩を作って書いたそうだ。それが「書く」の原点になっている。
半面教師だった親から学んだことは多いという小川さんに
とても共感できたし、なんだか納得できた。一陽来復だ。
ないものから得られるもの。渇望して得られるもの。
小川糸さんの物語の中には小川さんの求めたキラキラが、
いつもぎっしり詰まってる。