私は福。たいそうこわがりな猫です。
相変わらずこわがりですが、つい数日前、お隣のお姉さんのそばに勇気をだして
50センチくらいまで近づいて、お母さんに褒められました。えへん。
毎日お隣の敷地におじゃまして、最近は砂利?というのを敷かれたので、これが
それはそれは気持ちいいのです。ごろごろ、ごろごろさせてもらっています。
その時、時々お姉さんが家庭菜園のお世話をしていて、いつもニコニコして、
「福ちゃん可愛いねぇ」と言ってくれます。うれしいんだけど、うれしいんだけど、
なにしろ怖がりな私。誰に出会っても、失礼ながら挨拶もせずに一目散でダッシュで
お家に帰ります。だけど、そろそろご挨拶しなくちゃ。毎日おじゃましてて。
「だるまさんがころんだ」みたいに、お姉さんがあっちを向いている時に、チャンス
そーっと近づいて、ピタッ。そーっ、ピタ。そーっ、ピタ。
お姉さんのにこにこ顔がすぐ目の前。うれしくなって、ゴロゴロしちゃった。
お姉さんもにこにこ。「福ちゃん、ありがとう」って、こちらこそありがとうです。
子猫の時に、ひとりで逃げて心細く暮らしていた時期があったらしく、物音にも
ビクビクするし、人の気配には逃げまくります。今考えるとよく私について
きたなぁと改めて思います。その時の福もよくがんばったねー。