映画「TOVE」観ました。「TOVE」はムーミンの作者トーベ・ヤンソン。
ムーミンは世界中でよく知られているお話。子供のお話だけど、それだけでない
シニカルで、深くて、大人の味があると思っている人は私だけでないはず。
それは、トーベそのものだから。改めて映画を観て再確認しました。
アトリエのシーンは特に好きです。多くの本で見てきたアトリエの再現は素敵。
水も出ない。電気のライトのスイッチは、下手に触るとビリッとなる。
戦争のせいで壊れた部屋。その部屋が、映画中でだんだんと、調度が
充実していき、素敵な落ち着いたアトリエとなっていく。
ストーリーはこちら 2020年フィンランド・スウェーデン 2022 日本公開
第二次世界大戦下のフィンランド・ヘルシンキ。激しい戦火の中、画家トーベは
自分を慰めるように、不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。
やがて戦争が終わると、彼女は爆撃でほとんど廃墟と化したアトリエを借り、本業で
ある絵画制作に打ち込んでいくのだが、著名な彫刻家でもある厳格な父との軋轢、
保守的な美術界との葛藤の中で満たされない日々を送っていた。
様々な経験を経て、自由を渇望するトーベの強い思いはムーミンの物語とともに
大きく膨らんでゆく。
スナフキンの言葉
「大切なのは、自分のしたいことがなにかをわかっていることだよ」
そして、それを恐れずに行動に移せることじゃないかなぁ。
ね、万太郎^-^もがんばりんさいよ。