絵を郵便局へ持って行った帰り、時間もまだ3時、ちょっと緑の中を自転車で。
お城の北側は広い公園にも、お濠沿いにも、街路樹も、緑でいっぱい。
動物園、美術館、博物館を通り抜け図書館へ。ゆっくり選ぶ。
借りたのは5冊。
「芸術家の愛した家」「しあわせなときの地図」「オードリー・タンの誕生」
朝倉摂さんの生誕100年の展覧会の本は、5月に発行された新刊だ。
あ~展覧会があったのだなぁ。行きたかったなぁ。
柔らかい的確な描写のスケッチ。
大好きな彫刻家佐藤忠良さんの若かりし姿も。一緒に行動されていたという。
彩色されたものや、キュビズム、ビュッフェやベンシャーンに影響された作品。
91歳で亡くなるまで精力的に制作をつづけて幸せな人生だなぁ。
ぱらぱらと立ち読みを何冊かして、どこかに書いてあった。
「いつかしたい。いつかっていつ? それはどうして今じゃだめなの?」
という言葉が心に残る。本当だなぁ。限りある命いつかで大丈夫?
と、自分に問うてみる。
図書館ってやっぱりいいな。買うのではないからいろいろ手に取って読んでみる。
本っていいな。会えない人にあったような、行けない場所に行けたような、
大事なことに気がついたり、思い出したり、世界を広げてくれる場所です。