神戸「ガウディ展」へ。
井上雄彦とのコラボ企画がとても良かったです。
展覧の様子がそのまま伝わる図録が欲しかったけど・・・残念。
図録は買わずに、井上さんの旅の記録とガウディ建築のDVD2枚組と、スケッチ集が2冊組になったものを買いました。
展覧は、ガウディ建築の模型や設計図などを中心に、家具や建具などは実物のものが展示され、実際に座れたり、ドアノブに触れたり、しました♪スケッチ集にそれらのものがありました。
完成が間近に早まったのは、3Dプリンターの出現で、火事で紛失したガウディの模型の再現が飛躍的に早まったということです。
実際の建設は彫刻家や職人さんの手仕事で続けられているのですが、もし、仮に建築そのものに、大型の3Dプリンターが使えるようになっても、手仕事でないと全然違ったものになりそうです。自然の植物や生き物をいイメージしているようですが、人の身体のようでもあります。柱はまるで温かい血が通っているような、壁は柔らかい肌のような。
サグラダ・ファミリアの栄光のファザードの扉には、世界中の言葉で「我らを悪より救い給え」という聖書の一節が刻まれているそうですが、日本語は井上さんの手描きによるものだそうです。
ガウディは、創造する「才能」を持って生まれてきた天才。
凡人の私にとっては、まるで神様みたいに思えます。