初めにはこう書かれています。― メキシコシティの、なんでもない住宅地に、建築家や建築を学ぶ学生が世界中からおとずれる、聖地のような場所があります。建築家ルイス・バラガンの自邸です。― ページをめくると、訪ねたかのように案内されます。安らぎと光の手触り、静謐な佇まい。各部屋に窓があり、外の緑が溢れていて素敵です。
生涯独身だったルイスは二人のメイドさんを雇っていたそうですが、夕暮れのひとときはいつも二人を書斎に呼んで、「さて、今日はどこに行きたい?」と外国の本を広げて話したというちょっと素敵なお話も書いてあります。
子供が小さかった時、寝る前には絵本を読んだり、創作でたらめお話^-^をしたり、していましたが、外国旅行も楽しそうですね。実際、この本を広げる時もそんな感じですものね。バラガンの家を訪ねてメキシコ旅行です。