昨日のジュンク堂の帰り道、素敵な本に出会ってうれしくて胸が温かく
ふわふわと雲の上を歩いているみたいでした^-^
一冊は、これ。「ちいさな ぬくもり 66のおはなし」
はじめに
おはよう、こんにちわ、おやすみなさい。
ちいさくて、ふわふわで、あたたかい、ミッフィーと、
ふさふさのおひげで、同じくらいあったかい、
生みの親ディック・ブルーナさん。
この世に、そのちいさなぬくもりがうまれて
66年がたちますので、ふたりのおはなし66こ、お届けします。
東京・立川のPLAY! MUSEUMで開催された「誕生65周年記念 ミッフィー展」
をより楽しむために作られたポケットサイズの書籍。
東京PLAY!MUSEUMでは、行ってみたい展覧会がたくさんありますが、
なにしろ遠方のうえ、コロナです。なかなか行けなくて残念。
欲しい図録やグッズも手に入らないのですが、書店で買えてうれしい。
手のひらサイズも、表紙のデザインもシンプルでとても可愛いです。
途中には写真も挟んであり、これはうさぎの後ろ姿^-^
ぬくもり
うさぎや犬の子どもを抱っこしたり、
大好きな家族や友だちと手をつないでいたり。
そんなときにはこころが落ち着いて、
優しい気持ちになりませんか。
あたたかさを感じ取って、
相手を大事に思う気持ちになっているからです。
とりわけ子どものころに、
そうしたぬくもりに包まれることはとても大切だと
ブルーナさんは考えていました。
でも、家族や動物たちと一緒にいられない子どもはいます。
そうした子どもたちも絵本を読んでいる間は
あたたかな気持ちになり、
お話からぬくもりを感じてほしい。
ブルーナさんのこころからの願いでした。
ハッピーエンド
ブルーナさんはすべての絵本を
ハッピーエンドにしたといいます。
1日の終わりを幸福感で満ちたお話で締めくくると
「ああ、今日は楽しかった」とか「明日またがんばろう」と
子どもは思うものです。
大人になって幸せを招くとブルーナさんは信じていました。
どこも削れなくて長くなっちゃったけど。いいお話だなぁって読みました。
子どもだけでなくて、大人だって一緒ですよね。
時々、人生って長い1日だなって思うことがあります。
いろんなことがあっても、最後に穏やかな気持ちになれたら、
いろいろあったけど、ああ、いい人生だったと思えるんじゃないかなって。