mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

レオ・レオ―ニ希望の絵本をつくる人


イメージ 1図書館で借りた「レオ・レオ―ニ 希望の絵本をつくる人」
レオ・レオ―ニはちいさなかしこいさかなのはなし「スイミー」や、
「あおくんときいろちゃん」ちょっとかわったねずみのはなし「フレデリック
そしてこの前、私もブログに書いた息子のお誕生日にプレゼントした 
カメレオンのおはなし「じぶんだけのいろ」で人気の絵本作家です。
この本はレオがパーキンソン病で亡くなる最晩年の展覧会の企画にかかわった著者松谷希代子さんによって85歳から88歳で亡くなるまでのことが親密に書かれています。
特に好きなページは、レオと子供たちの絵本を作ろうというワークショップの記録。レオが話す「子どもたちにすべての解答をあたえないこと、底の底までさらけださないことです。そうすれば子どもたちは自分なりの創造性へ向けて、押しされることになります。」この、自分なりの創造性ってとても大切。
今の子供たち、大人の先回りの準備が過ぎて、大人の解答、理想の形がありすぎて、ぐちゃぐちゃでもなんでもいい、大きな形、面白い形、それぞれの形に、伸びたい方へ、伸びれるだけ伸びれているのかなぁ。それが出来ると、人生は面白いのになぁ。きっと。

レオさんの言葉「いまでも、わたしは子どもがうらやましくてたまりません。いいものができてうれしいときには、お母さんや友だちにかけよって、「ほら、すごいだろ!」と自慢することを許されています。86歳でそれをやったら、「あいつ、自分のことばかり自慢して」と白い目で見られてしまいます。でも、わたしは自慢したいのです。ものをつくる人間であることに誇りを持っています。」私も、子どもたちがうらやましいなぁ^-^