mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

出会えたことが、うれしくて、可笑しくて、そして寂しい

イメージ 1今回借りていた映画が良かったので、もう何本か書いておこうと思っているうちに、返す日がやってきた。
その一本がこれ。私の住んでいるところでは劇場公開がなかったのでレンタルをずっと待っていて、やっと借りれた「横道世之介」。毎日新聞に連載された吉田修一の連載が2013年劇場公開されたものです。キャッチコピーは「出会えたことが、うれしくて、可笑しくて、そして寂しい」まったくその通イメージ 2りでした。長崎から上京してきた大学生世之介と、出会った人たちの愉快で、心温まる青春物語。世之介くんは、漂々としていて、いつも一生懸命で、ズッコケている、愛すべき人。とてもキュートでやることなすこと微笑ましい。たくさん笑わせてもらいました。心を許して、笑っていると、物語は、その優しさゆえの運命に、大きな哀しみへと舵をきります。
主人公を演じた高良くんもとても良かったです。吉高さん演じる彼女祥子さんも。今、世之介に出会えたことが、うれしくて、可笑しくて、切ないです。