mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

わたしがいなくなっても

イメージ 1それから「四十九日のレシピ
「わたしがいなくなっても、あなたが明日生きていけるように。大切な人を亡くした家族が、再生に向かうまでの49日間」と書かれています。
突然亡くなった良平の妻、乙美さん。家族のために生活のイメージ 2「レシピ」を残していました。レシピという言葉が料理の作り方の他に処方箋という意味があることが題名の由来だそうです。その通りに、可愛いほっこりする絵の描いてある「レシピ」には乙美さんの人柄と愛情、知恵と工夫が詰まっています。フラダンスで踊って送る49日、エンディングはアロハオエ。残された人の言葉に、亡くなって知ることがありますね。亡くなった人がどんなふうに生きていたか。あぁ、本当にいい人だったなぁと。
 
イメージ 3日にちが変わる頃、近所に住む友達から電話がありました。訃報でした。亡くなったのは、私と同じ年の人で、優しい、今の時代にこんな人がいるんだと思うくらい純粋な昔堅気の、本当に良い人でした。電話をくれた友達と3人で公園でお弁当を食べたり、すぐ近くに住んでいるのにお手紙を出しあったり、お庭にミモザの花が咲くと毎年届けてくれて今年も先日もらったばかりでした。体調がすぐれなかったけど、今日倒れて亡くなりました。お話の「世之介くん」も「乙美さん」も、私の級友k君も、息子の彼女のお母さんもこんなにいい人はいないと思えるくらいいい人は、若くても、神様に選ばれるように、みつけられて連れて行かれてしまいます。