情熱大陸で斉藤幸平さんを観た日、NHKでは東田直樹さんのドキュメンタリー
が再放送されました。「君が僕の息子に教えてくれたこと」は、同じ自閉症の
息子を持つデイビットさんに光となった様子に胸が熱くなりました。
1人の日本人の若者が書いた1冊の本「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」が、世界20か国以上で
翻訳され、ベストセラーになった。英訳したアイルランドの作家デイヴィッド・ミッチェル氏
にも自閉症の息子がいて、まるで息子が自分に語りかけているようだと感じたという。
日本の自閉症の若者と外国人作家との出会いから生まれた希望の物語。
文化庁芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門大賞などを受賞。
3分ドキュメンタリー 君が僕の息子について教えてくれたこと - NHKプラス
斉藤さんの本と一緒に、東田さんの本も読んでいます。
知りたい時がチャンスです。偶然という形を借りて、いつでも何かに出会うチャンス
誰かに出会うチャンスがふいに訪れます。未熟な私は、未熟だから、何かを知ること
が出来る幸運を逃さずキャッチしたいのです。
東田さんの言葉
「昔の僕は、出口のない真っ暗なトンネルの中にいるようでした。
どんなに困っていたか、悩んでいたか、誰にもわからないでしょう。
僕の望みは、ただ抱きしめて「大丈夫だよ」と言ってもらうことでした。
そうしてもらうことができて初めて、人間としての一歩を踏み出せたのです。
幸せな大人になれたのは、家族のおかげです。
僕が流した涙と同じくらい、家族も泣いてくれたことを、僕はわすれません。」
自閉症や障害を持つ人だけでなく心や体の不調や、生き辛い生活を送っている人が
たくさんいます。家族にも、知らない人にも、笑顔とか、小さなことでお互いが、
なんだかちょっといい一日になることも忘れずにいたいなぁと思う今日です。