雨が続いています。編み物をしたり、primevideoで映画を観たりしています。
雑誌のコラムで紹介されていた去年公開の「ザリガニの鳴くところ」を観ました。
全世界で累計1500万部を売り上げたディーリア・オーエンズの同盟ミステリー小説
を映画化。原作は2021年22年アメリカでもっとも売れた本。
日本でも2021年本屋大賞翻訳小説部門で一位を獲得したミステリー。
ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年が変死体となって発見された。犯人として疑われたのは、「ザリガニが鳴く」と言われる湿地帯で育った無垢な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に捨てられて以来、学校へも通わずに湿地の自然から生きる術を学び、たった1人で生き抜いてきた。そんなカイアの世界に迷い込んだ心優しい青年との出会いが、彼女の運命を大きく変えることになる。カイアは法廷で、自身の半生について語り始める。
というミステリーで法廷ものというストーリー。それとは別の視点で、湿地が美しいし
湿地で生き抜く少女も、少女の暮らしも美しくて、ロマンチックで、私は大好き。
湿地で幼い頃母親はイーゼルを立てて絵を描いています。彼女自身もまわりの自然を
描いています。やがてそれらは本になり出版されます。モチーフとなった貝や草花
それらをスケッチした絵が散りばめられている小屋の様子がとても素敵です。