今日6月18日の日曜美術館は、今東京で日本20年ぶりの大回顧展が
開催されているマティス。
これはマティスが癌で命を落としかけた後に描いた作品「マグノリアのある静物」
番組ではマティスの言葉としてこのような言葉が紹介されました。
生き延びて 私は自分流にやれるようになりました
私の作品からは 一層よろこびがあふれるように 見えるかもしれません
作品から「よろこびがあふれる」なんて、素晴らしい。
70歳から動かない身体でベッドの上で出来る表現切り絵を始めたマティス。
臥してなおこの笑顔で表現できるなんて、本当に幸せなマティスさん。
自分にどんな晩年が待っているか想像もつかないけど、たとえ病気になっても
歳をとっても、創造する自由は奪われないのだなぁと、少し明るい気持ちに
なりました。きっと、心が自由なんだなぁ。