コロナワクチンで熱が出て寝込んでいたので録画しておいた日曜美術館
「陶器のボタンの贈り物 三宅一生と陶芸家ルーシー・リー」を観ました。
今は亡きお二人の微笑ましい在りし日のお姿です。
今月亡くなったファッションデザイナーの三宅一生。世界的に活躍していた80年代に出会ったのが、イギリスを代表する陶芸家ルーシー・リー。洗練された形だけでなく、手に取った時の感触まで考え抜かれた作品にみせられた。三宅は、ロンドンに彼女を訪ねて語り合う度に、新しい意欲に満ちたという。ルーシー作の陶器のボタンから発想した服をデザインしたこともある。ふたりの11年におよぶあたたかな交流をひもとく。
交友を深めたお二人。亡くなったルーシーはボタンを友人一生さんに送りたいと遺言を
残しました。それを宝物と番組で見せてくださる一生さん。
ルーシーの生前、一生さんはルーシーのボタンに触発されコレクションで発表。
ルーシーはそのことを大変喜んだそうです。
改めて年齢についても考えました。人や物への愛情は衰えないんだなぁと。
年齢と心が老いるは必ず等しくないのかなぁ。
美しいルーシー
亡くなる92歳まで創作を続けそのありようは変わらなかったようです。
これから先の人生にヒントをくださる憧れのおひとりです。