203✖年。私の国、アイランドは海に囲まれた大きな島国。
世界は2020年前後のウイルスの猛威で人口の80%を失った。
アイランドは感染者が一人出てもロックダウンという強硬な対策が功を奏し
また、島国であったためウイルスの侵入も防ぐことが出来、それ以外は、
山岳地帯の少数民族や、アフリカの奥地、シェルターに逃げた人々が生き残った。
アイランドは、最小限の生活が出来る小さなコテージと呼ばれる家に全員が住み、
フロントヤードには植物や花、バックヤードに菜園、電気はソーラーと風力、
水は地下水を汲み上げて、ゴミは再利用か自然に戻せるものに限り、
各地区に学校、病院や公共施設の揃ったターミナルが整備されて、
地下はシェルターになっていて、食料や医薬品の備蓄も整っている。
どんな災害時も農作物に困らないように、屋上には全天候型の国の農園もある。
人口が減ったことは、温暖化やごみ問題を劇的に悪化の速度を緩めた。
時々、特にニュースを観た後は、とてもとても現状が怖くなって、これは
甘く見ていると、本当にとんでもないことになるんじゃないかと、
最悪が頭をよぎります。アン並みに、想像力が豊かな私。トホホ。
良くない良くない。そんなことを考えて、怖くなって、不安に思って、
暮らすことが良いことと思えない。と、また思い直して、いつもと変わらない
今日を生きよう。楽しいことがあったら楽しんで。笑える心を失わずに。
と、自分を励ましてみます。その繰り返し・・・。
戦争のとき。お国のために戦っている兵隊さんのことを思って
楽しいこと、贅沢はご法度。自分も戒め。世の中も空気もそんな時代。
こんな時に楽しんでいいのかなと、そういう気持ちが染みつき始めています。
さあ、今日はまた新しい一日。今日の一日に感謝して、良い一日にしよう。