またまた良い本に出会った。
それは同時に素晴らしい人との出会いでもあります。
「月光荘」東京に住む友人夫婦の家に泊めてもらった時、どこへでも
連れて行ってくれると言ってもらって、お願いした銀座の画材店。
創業100年を記念して出版されたこの本。「月光荘おじさん」の
生涯を通じて「あなたの人生をより美しくより力強く生き抜くヒントが
隠されていることを願って。」と書かれています。
昨日読み始めたら止まらなくて、今年決めた12時就寝をどんどん過ぎて
しまいました。途中でありますし、どこをピックアップしてよいものか
お伝えしたいことがたくさん過ぎて^-^
おじさんは言います。
耳が遠くなってくると相手の目の色に気がつくようになってきました。
目がかすんでも、手のにぎり具合と温かさで心にしみる度合いが違ってきます。
この言葉が書かれていた便りを受け取った水野スウさんとの書簡のやりとり。
「この広い野原いっぱい」を作詞した手芸家小園江圭子さんの話。
河井寛次郎、バーナードリーチ、いわさきちひろ・・いいお話がいっぱいで。
いいお話っていいんです(当たり前って突っ込まないでね^-^)
こんな時、不安や良くないニュースもいっぱいで希望が持ちにくいこんな時。
いいお話を読むと、まだまだいいことが待っていそうな気がしてきます。
本の最後のこの言葉を、あなたにも。