たとえば。こんな感じ。
雑木に囲まれたフラットな平屋。窓からは外の景色が見えて
お散歩をするのも、庭に出て椅子に座るのも、窓辺で過ごしても
それぞれの体調に合わせて、思い思いに過ごすことが許されています。
一日の始まりは今日は何をしたいですか?と聞くことから始まります。
何もしたくない日は、ゆっくりどうぞ。
畑仕事がしたい人は畑の手入れを。花の好きな人は花を育ててください。
お料理が好きだったらみなさんのお昼の準備手伝ってください。
本が読みたい人は図書室へどうぞ。音楽が聴きたい人は音楽室へ。
懐かしい映画を観たい人はDVDを選んでください。
おしゃべりがしたい人にはお茶を入れましょう。
手芸が好きな人は、教えて欲しい人がいれば教えてあげてください。
こんな夢のようなデイサービス。あったらいいな。
と、ずーーーっと考えています。
安全、人件費、考えると現在の多くのデイサービスのようになるのは
仕方ありませんし、おじいちゃんが生前お世話になったデイは
みなさんとても親切で、その仕事ぶりには頭が下がりました。
昨日の長谷川先生は痴ほうと呼ばれていた症状を「認知症」と名付け
家族の負担の軽減にデイサービスを考え勧めた人ですが、自分が
デイサービスに行って行きたくないと言われました。行った先で
大勢でいても孤独だと。何がしたいか聞いて欲しいと。
利用者さんは、一人ひとりに名前があってそれは便宜的に識別するもの
でなく、ひとりひとりのこれまでの人生がそれぞれにあるというフラッグ。
昨日からちょっとまじめな話で恐縮です。
さ、明日からはお天気がくだり坂との予報です。今日は外回りの掃除。
窓ふき。カーテンの洗濯。お正月の寄せ植。
予定通り出来るかなぁ~ ボチボチがんばります ^-^