どうしても、逃れられないんだな。
近くまで行くと、立ち寄ってしまう本屋さん。
だって好きなんだもん^-^
中での移動コースはほぼ決まっていて、
暮らし→料理→美術書・写真集→雑誌→児童書・絵本→新刊。
今日は最後の最後で手に取って買ってしまった小川糸さんの新刊
「とわの庭」小川さんの本はお話が良いのもだけど、
とにかく装丁が良いのです。初めて手に取った時もそうでした。
私にとって、装丁はかなりのポイント。今回もとても良いです。
扉も、次のページの猫さんが透けて見えて、ちょうちょを追いかけて
いるような楽しい仕掛けが。挿絵もね。小川さんちのわんちゃんかな。
以下は新潮社さんの解説。
帰って来ない母を待ち、〈とわ〉は一人で生き延びる。光に守られて、
前を向く暗い淵のなかに身を沈めて仰ぎ見る、透き通った光。
「生きているって、すごいことなんだねぇ」歌う鳥たち。草木の香り、
庭に降りそそぐ陽射し。虹のように現れる、ささやかな七色の喜び。
ちっぽけな私にも、未来、はあるのだ。読み終えると、あたたかな
空気が流れます。待望の長編小説。