本屋さんに行く喜びは良い本に出会うこと。
それを手にして家路を急ぐことです。
この夏、素敵な本が出版されました。
作家、庄野潤三さんの「山の上の家」
この装丁だけで伝わってくる庄野ワールド。
数々の名著が生まれた庄野さんのご自宅です。
愛用の日用品や、お部屋、たくさんの写真は、まるで今でも、そこに庄野さんがおられるようです。
作品の紹介も網羅されていて楽しめます。
私が初めて出会ったのは随筆「庭のつるばら」
ささやかで愛おしい日常が淡々と温かく描かれています。本の詳しいご紹介はこちら↓
2018年秋分の日より、年に2回お家が一般開放されるそうです。書斎で愛読書を手にとったり、縁側で植物をご覧になったり、ご自由にお過ごしくださいと、書かれています。開放日は庄野さんのお誕生日と命日だそう。
(ちなみにお誕生日は2月9日、あ、亡くなった父と主人と一緒!命日は9月21日です)
神奈川県川崎市。遠いけど、いつか、行ってみたいです。行ってみよう。