mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

島根 木次のお百姓から授かった言霊

イメージ 1島根の旅の目的のひとつ、本屋さん「DOORBOOKSTORE」
に行き、ここから発行された「忠吉語録」を手に取ること。
そして、それは叶いました。
私の生まれた島根・木次の木次乳業の創業者・佐藤忠吉翁
の言霊を綴った本です。
以下は帯に書かれた忠吉翁についての一文です。
名刺の肩書は「百姓」農業の近代化が進む中、一早く地域循環型の有機農業を実践し、安全な農産物を作るなど、生涯をかけて「食と農」に生きる姿勢は多くの消費者の共感を呼んでいる。99歳の今もなお健康を保ち、社会の長老として、風土に寄り添う暮らしの普遍的価値を伝え続けている。
本を読んでもらうのが一番だけど。本の中の言葉の一部です。
「よく噛むこと、人の悪口を言わぬこと。それが私の遺言です。よく噛むと、唾液がたくさん出て、食べ物に含まれる添加物を解毒する。」悪口を言うようなレベルでしか人生を楽しめないようではもったいない」と。
「生活が良くなったと思うのは、必要以上に自然からものを奪うこと」
「心から楽しむこと、目標に向かって努力すること、これらの行為の全ては、まず自分のためでなければ、それは偽りです。だって『人の為』と書いてごらんなさい。それは『偽』となるでしょ。」
「足るを知る」「ほどほどでよい」「下座して学べ」
早口で書いてしまったけれど、ゆっくりと、ゆっくりと、噛みしめるように読むといいです。
あんまり大袈裟に物を言わないようにと思っているけれど、実践している人の言葉は本物です。
今、木次に生まれたことが、少し誇らしいです。