今日は７２年前、広島に原爆が投下された日。ふるさと広島では、今年も平和祈念式典が行われています。広島の小学４～６年生に５年前に原爆投下の日を正しく答えた子が３３%に落ち込んだことに、市教委が危機感を持って平和学習に本腰を入れると、一昨年は７５%の子どもが答えられたと、今日の新聞の「正平調」に書かれていました。これは、数字を正しく言えたことにとどまらず、戦争と平和について、真剣に考える機会が持てたということかなと思います。
私が子供の頃住んでいた広島では、８月６日は登校日。テレビでは朝から全局が式典や関連番組でした。それが日本の当たり前と思っていたのが違ってたことを知るのは引っ越してからです。
お金で例えるのは変かもですが、たとえば一億円を一人で寄付することが出来る人は限られているけれど、一円なら誰でも出来きます。一億人の人が一円すれば一億円になります。広島で育ったのだから、一円分くらいの発信はしたいなと思います。世界の片隅で、平和を祈念します。原爆の投下が二度と現実のものになりませんように。
