毎年楽しみにしていた蝋梅の花。古い家の塀から、こぼれんばかりに咲いていて、今年もこの写真をupしてこの前書いたところです。ですが、・・・これが最後になってしまいました。あっと言う間に、家ごと取り壊され、もののみごとに更地になってしまいました。残念です。私の家の廻りは、城下町で古い家がたくさん残っています。だけど、最近いいなぁと思っていた古い家が次々と取り壊され、あっという間に今風な家に建て代わったり、駐車場になったりです。近いうちに、古き良き時代の家は姿を消してしまうのではないかと心配になっています。耐震や空家問題もあるのでしょうけれど、なんだか寂しいです。蝋梅も根こそぎ切られていました。どこかで生き残ることは出来なかったのかなぁ。そして、昨日今日、我が家の窓から見える木々も剪定され、丸坊主に。２０年近く住んでいるけれど、昔は丁寧に剪定されていたんだけどなぁ。ここ数年はバッサリです。こんな情緒のないやり方ってどうなのかな。ここ数日カラスが巣を作っていてだんだん出来ていくのを眺めていたのですが、それも跡かたもなく、です。巣は空だったのかなぁ。木々は腕を切られたようにも見えて痛々しく見えます。
