mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

ふたりの桃源郷

イメージ 1深夜のドキュメンタリー「ふたりの桃源郷
観てよかったです。本当に。
山口の電気も水道もない山奥で夫婦ふたりで生活した23年間を追いかけたドキュメンタリー。前にも観て胸にじんわりと響いたことを思い出しました。その後を追いかけた最終章です。自分で開墾した土地で自分たちの食べるものを作り食べる毎日。日々の生活が働くこと。夫婦ふたりきりの生活で、なくてはならない愛情で結ばれています。その姿がとても微笑ましいです。貧しいとか、豊かということの、本当の意味をもう一度考えたりしました。
 
 今回の最終章では、いよいよたち行かなくなった生活に区切りをつけてホームに入ったふたりですが、ホームから山に通う毎日に。やっぱり幸せは山の暮らしにありました。末娘さんの夫婦がお寿司やさんを閉めて山のふもとに越して新しい生活を始めます。出来る限りのことを懸命にする姿に打たれます。先立つお父さん。残されたお母さんは認知が進み、おじいさんはどこに行ったんじゃろうと、山に向かって「おじいさ~ん」と呼びかけます。その声が山に響きます。老いていくことは避けて通れない、みなに用意されている道です。時には残酷な現実でもあります。どんな時にも純粋に懸命に生きることが大切。自分がやっていることに、答えが付いてくるんだなぁ・・・  
     さぁ 今日もいい一日にしよう。 一生懸命今日出来ることをしよう。