お友達と日本玩具博物館 春の特別展「雛まつりとままごと遊び」へ行きました。
暖かい昨日、姫路城から車で20分ほど北へ。子供が小さかった頃訪ねて以来、
久しぶりの訪問です。平日で静かでゆっくり観ることができました。
田園風景の中、白壁土蔵作りの建物、お庭も美しく、今は椿が咲いていました。
日本だけではなく、世界各地収蔵品はその数9万点!それらを入れ替えながら
展示されています。その規模や内容を評価されて2016年には、ミシュラン・
グリーンガイド二つ星に選定されています。これが個人蔵というのが驚きです。
館長の井上重義さん。昨日はお出ましくださって、コマ回しで悪戦している
友人に親切にレクチャーしてくださって、この後特別展を案内してくださり
貴重なお話をたくさんお聞きすることが出来ました。
山陽電鉄にお勤めされ、当時は在職中も退職してからも電車賃が職員さんは
無料だったそうで、退職後日本各地どこにでも行っておもちゃを集めたという
お話でした。
今回はおままごとということですが、おままごととは言えないそれは素晴らしい
お道具の数々。京都の職人さんが、大名道具をただ小さく作ったと思われる
黒漆塗や金蒔絵、写真では伝わりにくいと思うのですが、手のひらに乗るくらいの
箪笥や、指先に乗るくらいのお椀に、それらは施されています。
何故、こんなにきれいな状態で残っているかというと、雛飾り同様に飾って愛でる
ものであったらしいです。京都の富豪たちが、そのステイタスのシンボルとして、
お金にいとめをつけずに作ったという、今では、これからも考えられないことです。
大好きな北欧の木のおもちゃもありました^-^
本館では常設の世界160か国のおもちゃや、日本の各地の郷土玩具
明治、大正、昭和、現代までのおもちゃの展示があります。
私では伝えきれないもどかしさ。写真もOKでしたが、解説が興味深く聞き入り
気がつけば写真も撮りそびれていたことを、今気づいています^-^
なので、詳しくはこちらを 日本玩具博物館 (japan-toy-museum.org)
帰りにお土産を買いました。とても可愛いです。
そしてー 博物館の前の静かな公園でお弁当を食べました。
外で食べるお弁当は美味しいです^-^ あ~楽しかったなぁ。
山吹 - mieと花を描こう♪ (hatenadiary.com)