本屋さんの話題の図書コーナーで手に取った小川糸さんの「ライオンのおやつ」
パラパラと見るつもりが、気が付くとずいぶん読んでいました。
帰りの時間もあるし、続きが読みたくて買って帰りました。
たまにあります。読み始めて休みなく終わりまで読んでしまうこと。
アッと言う間に読み終えてしまって残念だけど、そういう本に出会ったら幸せ。
ただいま、二週目です。一週目は展開に驚き、二週目は登場人物のその後が
わかっているので、言葉の意味が深く読み取れたり、さらに心に沁みたりします。
ネタばれするので詳しい感想を書くのはやめておきます。
ただ、瀬戸内育ちの私には、舞台となった島の風景、空気や音や香りが
とても気持ちよく、もっと正直に遠慮なく思うままに生きていいんだなぁと
清々しい気持ちになりました。
4日は立春。ふさわしい良く晴れた気持ちの良い一日でした。
療養中の娘も散歩出来、私も自転車で図書館、レンタルショップのはしご。
いろいろな心配事を大きく吸い込んで、吐くときは今ある幸せに感謝して
そうするとスッキリします。これも「ライオンのおやつ」に書いてありました。