mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

父と母のロマンス

イメージ 1寝台特急トワイライトのニュースを見て、故郷島根の木次線を思い出しました。一両でコトコト山間を走ります。雪の中を走る様子にはいよいよ情緒があります。
母へ毎日描いている葉書も250枚目。今日は雪の木次線を描いてみました。
去年の夏、自分の誕生日を初めて母と過ごすため、ひとりで木次線に乗って会いに行った日の夜、初めて父と母のロマンスを聞きました。あるところで知り合った父と母でしたが、昔のこと、自由な恋愛は許してもらえず、母はしばらく外出禁止になったそうです。その時、母の家の前を木次線が走っていて駅があったそうですが、電車で通勤していた父は、そのころのタバコは缶に入っていて、その空き缶に手紙を入れて、駅に着くと窓から落としたそうです。家からそれが見えた母は、散歩に行くと言って拾ったということです。今も大事に持っているというそのピース缶は、さすがに見せてはもらえませんでしたが、素敵な話を聞かせてもらいました。帰って、母に葉書を描こうと思い描いた第一号は、ピース缶です^-^ 90に近づいた母がまるで昨日のことのように話して聞かせてくれました。思い出っていいものですね。