作家が愛した品々ーそれぞれのモノものがたり

姫路文学館で開催されている「作家が愛した品々―それぞれのモノものがたり」を観ました。姫路文学館で所蔵する姫路ゆかりの作家が愛用した品々を展示するため無料でした。

普通の作家展でも、愛用品の展示や、部屋の復元などが大好きな私にとってはとても魅力のある展示でした。

和辻哲郎さんの文具や、田舎家を改築した住まいに似合うように揃えられた益子焼の器や、衣服、自分のことは人の手を煩わせないようにという日常の生活態度の記述は、人柄の偲ばれるものばかりです。

 

森はなさんのコーナーでは、右の木彫仏像がありました。玄関に掛けていたということです。木彫ならではの温かみがあります。写真が撮れないので、描いてみました。他に永田耕衣や、初井しず枝などのものもありました。

遠い存在である作家ですが、同じように日々の生活があったのだなぁと、とても身近に感じることが出来ました。それにしても、丁寧に使われていたであろう品々。

今、自分の生活を振り返って、並べることが出来るものがどれだけあるかなぁと、ちょっと想像してみました＾－＾

これから先は、もっと、吟味して、使うものを選びたいなぁと思いました。