mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

まど・みちおさん100歳の言葉

    イメージ 1           イメージ 2                                                       5歳のある朝のこと。目がさめると、机の上に饅頭が置いてあり、母や兄妹の姿がなかった。母は、幼いまどさんに告げることが出来ないまま、いったん兄と妹だけを連れて、新たな職を求めて先に台湾に渡っていった父の元に行ってしまったのだ。幼いまどさんはその後、台湾の家族の元に移る9歳までの日々を、夕日が美しい瀬戸内の町で、祖父とふたりだけで暮らした
                                           病院の待合室で手にとった婦人画報だったかの特集が童謡「ぞうさん」などで知られる
詩人まど・みちおさんでした。 いつの間にか101歳になられていました。ずっとまどさんはまどさんでいて、
ていねいに生きておられるのだなぁ、素敵なことだなぁと、拝見しました。
ちょうど図書館で『詩人まど・みちお100歳の言葉どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている』という本を借りることが出来ました。50歳を過ぎて絵を書き始めたまどさんは、本の中で100歳を過ぎてもなお「これからも、なんか新しいことができるんじゃないかと、いつも必ずそれを思っています。」と言われています。「自分が生きている現在。その現在を肯定的に見ることができる人は幸せだと思います。」とも。
幼いときの寂しさの中で培われた感性が、まどさん100歳の今に繋がっているのかなぁ。