mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

不思議な夢

イメージ 1イメージ 2それは不思議な夢だった。
・・・母の初七日の日。母と私は小さな木船に乗って音も光もない渓谷の間の、鏡のように平らな水面を静かにゆっくりと滑るように進んでいた。その船は笹船のように細長く、船頭さんらしき人が長い棒をもって先に立っていた。みな無言で、私は膝の上に小さな風呂敷包みを乗せて。
しばらく行くと崖に突き当たったところに、小さな洞穴のようなものがあって、人一人がやっと通れるくらいの小さな穴の中に母は一人で行くらしかった。私は持っていた包みを渡して見送った。
母の姿が見えなくなったので、心配になり、その小さな穴の奥をのぞいてみて驚いた。
その時のことを今でもはっきり覚えているのだけど、中はものすごく広いホールのようになっていて、眩しいほどに金色に輝いていて、その明るさは、生きていて現実の世界でも観たことがないほどの明るさだった。そこに、まるで客席のように一方に向いて、たくさんの老若男女が、まるで観劇しているかのように座っていて、その顔は笑っているというより、一番近いのはお風呂に入っていい気持~という表情をしてたいそう幸せそうに見えて、母もその中に座っていた。・・・・・・と、いうものです。
私には霊感なんてものもないし、不思議なものをみたこともないし、それまでそんな夢も観たこともありません。本当に不思議な夢でした。神々しいばかりのあの光の明るさはそれからも観たことがありません。
 
なぜこんな話を思い出したかというと、土曜日にNHK世界遺産への招待状「中国 永遠の故郷 最後の瞬間とき
丹霞地方」を観たからです。それを観たとたんに、鮮やかにその夢が蘇ってきました。不思議だなぁ。
それだけでなく村の様子や景色が何故だかとても懐かしく感じて、ゾクゾクしました。
明日、再放送があるので、もう一度よく観てみたいと思います。ルーツだったりして、ね^-^