春が来たことを知らせてくれるイカナゴ。今年もくぎ煮を作りました。
おいしさの秘密は、ある短い時期にしか食べられない特別な味ということ。
イカナゴは足が早く、朝地元でとれたものをその日のうちに料理すること。
そうして出来たくぎ煮は柔らかく甘く美味しい春のごちそうです。
今朝の神戸新聞の記事では、1日に解禁されたイカナゴ漁は、来年に
親となるシンコを残すため、昨日7日今年の漁を打ち切ったそうです。
2017年に極端な不漁になってから、それまで1カ月余りあった漁期を
数日に短縮しているといいます。日にちの短さや、不漁、それゆえの高騰。
そういえば、この時期しばらくどこのお家の台所からもしていたイカナゴを
炊くいい匂いが少なくなっているような。貴重な春の風物詩となりそうです。