mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

幸福の硬貨

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「マチネの終わりに」観ました。石田ゆり子さんが好きだからです。

美しくて切ない大人のロマンチックな映画は想像していたけれど。

印象に残ったのは、ストーリーの中の架空の映画「幸福の硬貨」

戦地で窮地の子どもの手に硬貨を握らせた兵士

「いつか平和な時がくるからその時好きなものを買いなさい」と。

それから劇中で語られる言葉

「過去は変えられないと言うけれど、未来が良いものになったら

 過去も良いものに変わる」

どちらのエピソードにもあるのは、希望。

映画の中の人はそれぞれうまくいかない人生を送っている

本当の人生だってそんなものだ。良かったり、うまくいかなかったり。

そんな時、手のひらの硬貨を思い出そう。

映画館の外に出ると、秋色の姫路の街がパリの街並みのように見えた。

この空の下のどこかに私の蒔野がいそうな、そんな気さえしてしまう。

もちろんいるはずもなく、いても困る。映画あるあるだな^-^