mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

運を貯める

イメージ 1やっぱり面白い「重版出来」
第5話。久慈社長は、昔、母親の失踪、孤独と貧乏ゆえに荒れた生活を送っていた。不思議な老人に出会い「運は貯められる」という言葉を聞いたことで、人生が好転していく。
この話、日頃自分が考えていることに似ていて、ピタリと胸に納まった。人生は+と-、どこかで辻褄が合うように出来ている。それは、今やったことが、今実るわけではなくて、もちろんすぐの時もあれば、忘れるほど時間が経ってからのこともあって、それが繋がらないかもわからないけど、必ず自分のやったことには、善悪にかかわらず、やったことに値する実り、あるいは応えがあるはずと思っている。それが自然の法則だ。自然は人智を超えていて、いくぶんの狂いも誤魔化しもない。そのことだけが、妙に信じられて今日までやってきた。人にわからなくても自分は知っている。いいことも悪いことも、全部自分に返ってくる。お話の中では、こんなことも言っている。幸運の神様は、人の姿を借りて、つじつじに立っているらしい。出会うのも、言葉をどう受け止めるのかも、また、その人の運だと。
 
久慈社長は社長になっても、電車通勤、借家住まい、自動車も持たず、欲を持たず、必要最低限のつつましい生活を続けて運を貯めている。そして、貯まった運は、本当に大事な時に使っている。それを見習っているオダギリジョーさんのように、力を抜いて、私も見習いたいと思います。使いたい時があるから。