短大の美術科で一緒に絵を学んだ級友が、今年賞をもらったと聞き、展覧会に行きました。彼女の絵です。たくさんの作品が並ぶ中、友達という欲目なく一番良かった。浮ついたところのない賢い、それでいて親しみのあるチャーミングな彼女が大好きだけれど、そのすべてが絵に表れている。いつも思うことだけど、絵は良くも悪くも、隠しようがなく描く人そのものだ。自分の中にないものは描けないし、自分でも気付いてない自分が出たりする。
彼女の絵は、聡明で淀みのない絵で、少しも古びていない。それは彼女が卒業後、教員になって、若い人たちと過ごしたり、絵も描き続けていて、それが今に繋がっているんだなぁ。
展覧会には、当時教えていただいていて、今でも親しくさせていただいている先生と一緒に行きました。級友とも会えて、お祝いを伝えたり、絵の話をしたり、懐かしい話をしたり、ロビーでは先生を囲み教え子たちで和やかに談笑し、展覧会を後にしました。帰りに、先生と美術館に併設する素晴らしいお庭の紅葉を楽しむという特典付です＾－＾ 今でも良い関係で繋がっているということがうれしく、ほっこりした帰り道でした。新幹線に飛び乗った甲斐がありました。
私もいつかまた描くょ～ そのために、毎日を私らしく精一杯すごさなくちゃ、ね。その時、何が出るか楽しみ♪
