「ヒューゴの不思議な発明」観ました。
84回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、美術、デザインなど11部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督作品。3Dです。
ひとりぼっちの少年ヒューゴ。両親を亡くした少女イザベル。才能も夢も捨ててしまったジョルジュ。足を失くした鉄道公安官・・・
さみしい心には訳があるのですね。人は愛されなくちゃ。愛される、愛するってどういうことかな。大切にする、大切に思ってもらうってことなのかな。
物語は、ほのぼのとハッピーエンドです。よかった。でなくちゃ、ね^-^
伏線として描かれているほとんど実話に近いと言われる監督時代のジョルジュのエピソード、世界初のSF映画「月世界旅行」や、直接フイルムに着色したカラ―作品などが、奇想天外でおもしろかったです。↑3Dで花火が飛び出してきました!
息子と、卒業して離ればなれになった息子の友達まるちゃんが訪ねてきてくれて、3人で観ました。
追記*すこーし残念に思ったのは、素晴らしすぎてマーティン・スコセッシ監督の才能についていけなかったことです。子供が主役だし、原作はコールデコット賞をとった児童文学です。子供向けとも謳ってあるけれど春休み楽しみに観にきている子供たちにも、難しかったのではないかなぁ。テーマが深くて盛りだくさんで、孤児、戦争、機械人形の秘密、映画へのオマージュ。それは、ダイヤモンドやルビーや真珠をいっぺんにつけておしゃれをしたみたい。テーブルの上にステーキやうなぎやごちそうが食べきれないくらいに並んだみたい。だったかなぁ・・・