先週も週末のミッドナイトシアターのお話を書きましたが続けて。
映画館に足を運んだり、DVDを借りたりするときは、自分の観たい映画ありきのことが多いのですが、TVでは自分チョイスではない映画が意外と良かったりします。
昨夜は『ダニーザドッグ』2004年リュック・ベンソン監督、主演ジェット・リー。
共演は、モーガン・フリ―マン。今公開中のリメイクの『ロビンフット』ではなく、ケビン・コスナーの『ロビンフット』がとても好きなのですが、その時のモーガンフリーマンがとっても良くて、それ以来、わぁ、モーガンフリ―マンが出てる♪という感じです^-^今回も盲目のピアノの調律師役を好演しています。
― 冷血な悪徳高利貸しバートに育てられたダニーは、首輪をつけられ犬と呼ばれ、人としての生活や感情を奪われ、外の世界を知らない殺人兵器。ふとした事故で自由な身となり、モーガン・フリーマン演じるサムと娘のビクトリアに出会います。二人との温かい生活の中でダニーは人間性を取り戻してゆきます。― そのあたりがとてもいいんです。 美味しい食事も犬のように食べゲップをするダ二―に、ビクトリアもゲップ、サムはにっこり笑って「いいデュエットだ」って言います。ゲップなんてお行儀悪いって顔をしかめられることだってありですものね。ソフトクリームを初めて食べるシーンも楽しかった♪
アクションシーンも素晴らしくて評価が高いのかもわかりませんが、私には若干ハードでした。そこまでなくても、理由付けが出来ればよかったかな。何度か観るの止めようかと思いながらでした。それでも、最後まで引っ張ってくれたのはサムとビクトリアです。出来るものなら、親しくお付き合いしたいです^-^
人は出会いですね。どんな人に出会うか、音楽や絵や文学や、映画も。
自分の人生が、平凡でささやかでよかった、と思いました。