今、TVで「幸せはリンクの中に 浅田真央人生第２章」という番組を観ました。競技生活を引退した浅田さんが、応援してくださった方たちに感謝の気持ちを届けたいと、プロジェクトを立ち上げて、オーディションで仲間を集め、すべてをプロデュースして挑んだ「サンクスツアー」開幕までの半年間の舞台裏に密着取材した番組です。観ている途中から、あれあれ、涙が。なんだ、この涙は。
たぶん、きっと、それは、番組の中で、真摯に自分のやるべきことに取り組む浅田さんに胸を打たれたから。悲しいでも、悔しいでも、うれしいでもない、不思議な涙です。
やっぱり、一つのことを成し遂げた人はすごいなぁ。なにがすごいって、そこには打算とか、そういうものが少しもなくて、ただただ真っすぐな思いがあるだけ。うまくいかないことに悩み、苛立ち、時に隠さずぶつけ、悔しさに涙を流し・・・。そうやってたどり着いたツアー初日に待っていたのは、喜びで止まらない涙でした。やっぱり。やったことには、必ずそれに見合った答えが待っているんだなぁ。たとえ人や自分を、たとえば言い訳してごまかせても、そのことだけは、ごまかせない。言い訳したって手に入らない幸せを浅田さんは、自分で手に入れたんだ。ただ才能があって、幸せな人じゃない。http://tokai-tv.com/asadamao2018/
