テレビドラマ「anone」
夕べは土曜日だったので撮りためていたのを一気に観ました。
実は、最初の数回を観て、わかりにくい内容、変わったドラマだなぁと思って観ていなかったのです。
観てよかったです。
リアルと、ファンタジー。
愛と哀しみ。愛の反対は憎しみでなくて、哀しみなんだ。
少数派は多数派に負けて、まるで、それが真実のように世の中は見えるけど、本当にそうかな。
あって当たり前の環境では、本当のその大切さ価値はわからない。
そんな周知のことをもう一度確認して、反芻して、しっかりと、はっきりと、いろんなことを確認出来た。
俳優陣も素晴らしい。広瀬さんは、家族がなく育ったので、当たり前の女の子としての幸せがわからない。
偽物の家族のように暮らす、田中裕子さん、小林聡美さん、阿部サダオさん、みんながみんな、一生懸命なのに、ただ普通に暮らしたいだけなのに、うまく生きてゆけない。哀しいんだけど、可笑しみのある会話。
それぞれの演技が秀逸です。次週最終回、結末は・・・。どんな形でもいいから、このドラマらしいハッピーエンドならいいのになぁと思う。幸せになってほしい。悲しい結末だったらどうしよう。
