mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

すばらしい日々

イメージ 1朝起きて、3年前の今日、東北の多くの人たちにも同じような朝があったに違いないと思い胸が痛くなった。お弁当を作って、いってらっしゃいと見送って、見送られて、空のお弁当箱を持って、ただいまと帰るはずだった日の朝が。
よしもとばななさんの「すばらしい日々」の冒頭には、放射能について書かれている。出来ることをして、あとはもう心を悩ませないで、毎日を精一杯生きよう、と思っているつもりだった。かなり心は明るいはずだった。そんな私だったが、うまれたての子犬には負けていた。なんでもうれしくて仕方ないという子犬に、尊敬の気持ちがわいてきたというのだこの世の美しさが消えたわけでもないのに、対策をするのとこの世の美しさをたたえて幸せを感じるのは全く別のことなのに、世界よごめんなさい!私もうれしいです、今日も生きていて、きれいなものをたくさん見ることができてほんとうに嬉しいです!やったほうがいいこと、やれればいいことは、たくさんある。そのすべてをするには限りがある。やらなくてはいけないことは、自分の命をしっかり生きることだと思う。失敗したり、間違ったりしながら、精一杯悔いなく生きたいと思う。そうでないと不本意に亡くなった人申し訳ない。強く思いなおす。3月11日。