mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

ココ・アヴァン・シャネル

イメージ 1イメージ 2イメージ 3シャネルと言えば、襟のないブレードの縁のついたシャネルスーツや、マリリンモンローで有名な香水シャネル№5くらいの知識しかなかったので、その生涯は意外なものでした。田舎で生まれ質素な暮らし、やがて孤児になり寄宿舎での生活。洋裁の基礎はそこで学んだようです。お針子をしながら、酒場で踊り子をし、知り合った富豪の愛人に。社交界を知ります。この映画は成功を収めるまでの物語です。
驚くのはそのセンス。ブラックドレス、ボーダー、メンズライク、ハット、これらは今でも少しも古さを感じさせないどころか、2013年の流行でさえあります。ブレない自分の美意識。天から才を授かった人は、なろうとしてなるのではなくて、そうなることが決まっている人なんだと、改めて思いました。
2009年のフランス映画。監督はアンヌ・フォンティ―ヌ。地味だけど、だからホントと思えたょ。