さて、続きです ＾－＾昔その写真に気付いたときは、なんだか淡い素敵な思い出がありそうでドキドキしながらも、百合子さんだと思われる方のその後はわからないし、そっと本にもどして昨日まで忘れていました。
ネット時代ですね。昨日はもしかしたらと思い、お名前がめずらしいこともあり、検索にかけてみました。ありました！もしかしたらとは思いましたが驚きました。２０１０年８５歳ご健在です。
プロフィール－１９４＊年日大芸術学部映画科より東京の雑誌社に入社、映画を中心に芸能の取材記者を経て、故郷に戻り放送局へ。プロフィールの写真を見ると面影があります。
そうして手元の写真をもう一度注意深く見てみると、机の前に斜めに腰かけて、手には鉛筆とメモを持ち、机の引き出しには「社務」と書いてあります。間違いないと思いました。
ご本人にお手紙など書いてお写真を届けることも出来ると思います。若い時のご自分の写真に再会し喜んでくださるかな。懐かしく思い出と対面されるかな。それならば、このままになってしまうよりいいかな。だけど・・百合子さんが気付かずに手離してしまったにしても、私の手元にあることに失望されるかも。
人の秘密をのぞくようなことやめなさいよ、と自分に言ってる私もいます。小さいときから、何でも知りたい知りたい知りたがり屋だった私ですが、あるとき、世の中には知らない方がいいこと、知らずにいた方がいいことがあるって気付いたはずでした。ロマンスはこのままそっと本に挟んでいたほうがいいのかなぁ・・・
「風と共に去りぬ」には、もうひとつの物語がありました ＾－＾
