
日曜日、NHKACADEMIAアンコール放送
サグラダファミリア主任彫刻家外尾悦郎(後編)最大の敵は自分を観ました。
とても良かったので、書き留めておきます。以下番組から抜粋。
全文はこちら→外尾悦郎(後編) 最大の敵は自分 | NHKアカデミア | NHK
異国の地で自分の居場所を作り、活躍し続けられるのはなぜか。どんな無茶ぶりにも
応え、「彼しかいない」と言わしめるまでになるために大切にしたこととは?
「小さいときから大きなものを作りたかった。どんな絵を描いても、紙からはみ出して
しまうんですね。昔はそんなに紙がふんだんにあったわけではなくて、きれいな大きな
紙を買う余裕もなかった。私の母は偉いなといつも思うんですが、昔はマッチ棒がたく
さん入った大きな箱がありましてね、そんなに大きな絵が描きたいんだったら、そのマ
ッチ棒を大広間や部屋の中にひとつずつ置いて、絵を描けばいいと。まだ体が小さい自
分が乗れるような、自分が乗ったような気分になれる自動車や飛行機を、広間に描ける
わけですね。」
「『俺が持っているものは自分ではわからないけれども、お前わかるよな?』
『ああ、わかるよ。お前の悪いところと良いところ、全部知っているよ』と、本人以上
に知っているはずです。でもそれを武器にしてはダメですよね。お互いに良いところと
悪いところがあるから、力強いチームができるんだろうと思います。ただ、それを口で
言ってもなかなか理解してもらえないかもしれません。日々の努力です。」
「この地球上で80億の人がいますが、誰一人として同じ人間はいない。だから、その人
が、この短い人生の中で自分の好きなものを見つけられたら、これは幸せです」
「ぜひ自分のできる範囲で、『こんなものもあるよ、こんなものもあるよ』ということ
を見せてあげて、子どもが探す、見つける。そしてその中で、人を幸せにしないと自分
は幸せにならないというプリンシパル、人間の第1条件だけは教えてあげてください。
目上の人を尊敬し、そして嘘をつかないという、人間にとって第1条件を教育されれ
ば、未来は“希望”だらけですよ」
今、外尾さんがなぜ「彼しかいない」という存在になれたかがわかります。
技術だけでないものがないと行けない場所です。
お話は、自分の小さな世界、家庭や、子育てにも通じるものです。
今からだって遅くない。家庭や自分育てを考え直す「石」になるかどうかは
自分次第です。世の中に完成したものなどない、という言葉にも納得。
未完成だから、希望もある。番組のテーマ、生きるヒントがありそうです。