mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

愛おしい退屈

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 坂本千明 「退屈をあげる」 より
 
   ごはんをたべて
   ねて
   うんちして
 
   くり返し
 
   この愛おしい退屈は
   空のうえでもきっと
   ずっとつづくのだと思う
 
 
紙版画の挿し絵が素敵な詩画集です。本屋さんで、亡くなったチビの姿と重なって魅かれました。
冬の冷たい雨の日、ああ死ぬのかもしれないと思った猫は、作者と出会い、家猫になって、愛おしい退屈な毎日を過ごすことになります。が、やがて、お別れの日がやってきます。