2018-01-23 愛おしい退屈 日記 #詩 坂本千明 「退屈をあげる」 より ごはんをたべて ねて うんちして くり返し この愛おしい退屈は 空のうえでもきっと ずっとつづくのだと思う 紙版画の挿し絵が素敵な詩画集です。本屋さんで、亡くなったチビの姿と重なって魅かれました。 冬の冷たい雨の日、ああ死ぬのかもしれないと思った猫は、作者と出会い、家猫になって、愛おしい退屈な毎日を過ごすことになります。が、やがて、お別れの日がやってきます。